「インプレッサ」の名が取れて正式車名がWRXとなったWRXに乗って来ました。先に断っておきますが、今回も前のS660と同じく営業さん横乗りのただの街中ドライブなので殆ど情報が取れなかったです。

エンジン形式 EJ20型
駆動方式  AWD
最高出力 227kW (308PS) /6,400rpm
最大トルク 422N·m (43.0kgf·m) /4,400rpm
変速機 6速MT
サスペンション 前: ストラット式後: ダブルウィッシュボーン式
全長 4,595mm
全幅 1,795mm
全高 1,465mm
ホイールベース 2,650mm
車両重量 1,480-1,490kg(STI)


もうこの車に関して、速いことは誰でも知っているのだからそういう話題にはあまり触れる気すら起こりません。なので以前試乗したFK8シビックタイプRと較べてどんな感じかを織り交ぜた感想となります。さて、今日も試乗車があるスバルの店舗へいきなり電話をして試乗のアポを取り、昨日のホンダカーズに続いて急な試乗を快諾してくださいました。今日訪れたスバルの営業さんは会っていきなり名刺をくださいました。昨日のホ◯ダカーズの営業さんは名刺をくれなかったのですが、まあ名刺をくれるのが普通ですよね。少し話が逸れますが、私は昔初代レガシィB4となるBE5に乗っていたことがあり、その車を買った時の営業さんが「伝説の営業」と呼ばれる男でその時点で通算1800台以上売っていた方で、後に富士重工(現スバル)の幹部にまでなられた方です。その後ホンダ車に乗り換えたあとも保険でずっとお付き合いがありました。今日名刺をくれた営業さんにその方の名前を知っているか訊いてみたら当然のように知っておられました。と、話は逸れましたが早速エンジンスタート。完全なコールドスタートのため少しアイドリングさせてからゆっくりとスタート。今日も横に営業さんが乗っているので道順もなにもかも指示通りに走ることに。この車、全幅が1795mmもあるくせに、クラッチとフットレストのクリアランスが私の6RDAJGTIと同じくらい狭い!いきなりマイナスな印象。で、ただの街中ドライブなので性能テストは精々加速力くらい。言わずもがなすんごい加速力です!AWDの恩恵で加速中にタイヤのグリップが怪しくなるようなことはなく、安心して加速してくれます。(でも加速力のパンチは正直言って6RDAJGTIの方があります。) ここで感じたのはタイヤの接地感がFK8シビックタイプRより希薄で、FK8シビックタイプRの方がしっかりと路面を捉えている感じがありました。FFのシビックはサスペンションでしっかり接地させておかないと加速の際にタイヤのグリップが負けてしまうため、AWDのWRXはそこまで地面に張り付かせる必要が無いからかと思われます。また、ブレーキの容量もフロント4ポッドのFK8シビックタイプRに対しWRX STIは6ポッドと大容量で1500kgの車体を制動しますが、普通に乗って普通に止まる分にはただのブレーキです。そういうわけで今日もただの街中ドライブなので結局なにも分からなかったよ!でも、これだけははっきり言えます。この車、未だに化石エンジンEJ20を採用しているため、燃費がかなり悪く登場して今年で4年目となるため、そろそろフルモデルチェンジの匂いがするためこの車を購入検討している場合は少し待つか、大幅値引きを引き出す材料にすればいいかと思います。普段から駄文しか書けない私が今日輪をかけて駄文になってしまったのは、はっきり言ってこの車は面白くもなんともなく、GC8のように暴力的なパンチ力を感じられず、いくら素性がいいとはいえ化石エンジンEJ20をドーピングして大きく重くなった車体を頑張って動かそうとしている「疲労感」のようなものを感じたのです。社会人になって初めて買った車がスバル車であり、このEJ20を積んでいたBE5のレガシィB4に乗っていた自分としては時を経て進化しているようでしていないモヤモヤした感情がよぎりました。スバルファンやWRXオーナーの方は気を悪くしないでください。WRXが超一流の車であることを前提にした上での正直な気持ちでした。

※EJ20を化石化石と連呼していますが、これは化石と呼ばれるまで使い倒すことを前提に開発された超名機であって、けっして悪口ではなくリスペクトを込めています。

スバル1