ハードディスクのデフラグって最近やってますか?今やSSDが主流でデフラグなんて何年も聞かない言葉かも知れません。ましてここ数年のハードディスクは性能が高いのでデフラグの必要なんて無いという意見もあります。そんなことはありません!ハードディスクはデフラグしないよりした方が速い!と最近実感しました。実感させられたのは職場のパソコンです。業務用のオフィス向けパソコンなんてSSDなんか搭載していません。Cドライブは普通にハードディスクです。OSはWindows7です。7はOS標準でデフラグ機能を持っており、スケジュールを設定していればバックグランドで勝手にデフラグをやってくれます。SSDはSSDであることを認識して勝手にデフラグはしないのでご安心を。極めて転送速度の速いドライブはSSDだと認識するからです。で、話を戻すと職場のパソコンが最近ものすごく重くなってきたのです。オフィス向けパソコンといえどメモリは4Gに増設しているし(32ビットOSなので3Gしか認識しませんが)、CPUも一応core i5でデュアルコアのハイパースレッディングなので、Excel等のOfficeやメールソフトを走らせるくらいお茶の子さいさい余裕な性能は持っています。であるのにも関わらず起動から安定まで10分、ちょっとしたExcelファイルを開くのに1分以上、ブラウザを立ち上げるのも遅ければ2分はかかります。重い!そんなわけで、まさかと思いつつデフラグ状況を調べたら、なんと半年以上デフラグしていなかったのです。自動デフラグする設定だったのに。断片率は50%。これは困ったなあ・・ということでOS標準のデフラグをやってみました。「終了しました」まで3時間以上かかって断片率が40%に改善されただけでした。これは重病だ。たぶんOS標準のデブラグ機能では10回くらいデフラグしないとまともな断片率になりん・・・ん? あれがあったじゃないか!というわけで久しぶりに「すっきり!!デフラグ」を入れました。これはかなり古いフリーソフトなのですが、Windows8.1まで対応しています。このソフトのいいところは一旦再起動してタスクに常駐するソフトの頭を押さえ込んでかなり深いところまでデフラグしてくれます。詳細はリンク先をご参照ください。自己責任で頼むぜ!さて、職場のパソコンにフリーソフトを入れるにはけっこう面倒です。まず、フリーソフトダウンロードできるようなサイトにはアクセス規制がかかっています。また、USBメモリ等の外部記録装置から入れるのも無理です。さらに、メールも.exeや.batみたいな実行ファイル系はメールサーバーの門番が完全に弾くので、現代社会の職場のPCに勝手にソフトを入れるなんて至難の業です。と言いたいところですがそんなもん抜け道はいくらでもあるので簡単に入れることができます。さらに、「 すっきり!!デフラグ」はインストールしなくても走るタイプなので本社のIS担当にバレる心配もありません!やったぜ!・・・て、別になにもやましいものではありませんが。そういうわけで「すっきり!!デフラグ」を実行し、終了後シャットダウンするようにして翌朝チェックしたら、たった1回のデフラグでで断片率が限りなく0%になっていました。いやあ、さすが歴史のあるデフラグソフト。未だに進化を続けています。気になるパソコンのパフォーマンスは劇的に改善しました。そういうわけで、ハードディスクは定期的にデフラグした方がいいみたいです。 本当は画面のUIも紹介したいのですが、今これを書いているのはOSXからなのでご勘弁を。