今年は残暑がなかったようです。折角高いお金を出してDCモーター扇風機を買ったのに今年はほとんど出番がありませんでした。さて、涼しくなってきて驚いたのが、車のエンジンの調子が突然良くなったのです。気温が低くてエアコンを切っているとエンジンに良い影響が出るのは当然な話なのですが、どうもそれだけの理由では無いような快調さです。エンジンの調子が良くなったのは給油直後でした。しかし、普通給油すると車重が増えているのにも関わらず、なぜなのか?考えられる理由はガソリンの質が良くなったのかも知れません。私の車はハイオク仕様なので、当然ハイオクを給油しています。レギュラーガソリンは元売りの仕様そのまんまなのでどこのスタンドで入れても同じなのですが、ハイオクは石油会社が少々の特色を付けています。といっても洗浄剤が入っているだとかなのでエンジンの調子にはほとんど関係無いし、洗浄剤だって当てになりません。ならば、オクタン価が高いのであろうか?オクタン価が高いと「燃えにくい」状態となり、混合気の爆発のタイミングを溜めることができるので燃焼効率が上がります。燃焼効率が高くなるとエンジンパワー、というか仕事率(馬力)アップにも繋がります。うーん、これか!ということは出光のハイオクは高品質にブラッシュアップされたのか!と勝手に思っております。ちなみにレギュラー仕様車にハイオクを入れても全く意味がありません。お金が勿体ないです。しかし、ハイオク仕様車にレギュラーを入れると高性能車であるほどエンジンにダメージが出ます。なのでハイオク仕様にレギュラーは絶対に入れてはいけません。コンピューターの燃調マップが書き換わって多少の調整はしますが、それでもハイオク仕様車にレギュラーを入れるのはやめておくべきです。ドイツ車を筆頭にヨーロッパ系の外車が皆ハイオク仕様なのは、向こうのレギュラーガソリンのオクタン価が日本より高いからです。日本のレギュラーが100だとすると欧州のレギュラーが105、日本のハイオクが110ってな感じです。なので、105仕様に100を入れると前述の通りまずいので日本ではハイオクを入れてくださいということです。ちなみに欧州ではレギュラーとハイオクの種類が分かれているわけではありません。レギュラーのみです。あ、しつこいけど欧州のレギュラーは上記の通り日本のレギュラーよりはオクタン価が高いです。