車は電気が無いと何もできません。
その電気はバッテリーから得ています。プラス端子から電力を供給し、アースはボディの金属部分となっておりま す。ボディからバッテリーのマイナス端子に帰す純正のアースケーブルは必ず1本ありますが、このアースケーブルを増やす(強化)すれば車全体の調子が良 くなるらしい。そう、90年台に流行った「アーシング」いうやつですね。実際、レーシングカーにもアーシングされているので効果はあるかも知れないと期待 し、自分の車にやってみました。さて効果は?

Amazonで購入した安物ケーブル。
「HKS」Made In Japanってマジかいな!


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紫、赤、青と買ってみました。

オルタネータ(発電機)
プラグ周辺
エンジンブロック
純正アースケーブル
ヘッドライト付近
etc
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深く考えず付けまくる
※作業するときはバッテリーの
マイナス端子を外しましょう!
私は外していませんでした。

さて、走行に支障が無いよう
配線したらターミナルにまとめて
マイナス端子に装着です。
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さてエンジン始動!

な、なんと一瞬でエンジンがかかりました!
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電圧はアイドリングで14.1Vです。

アーシング前は14.0Vでした。
(誤差の範囲内)

アーシング後、いろいろ走り回ってどのような効果が出たか、結論です!

さて、効果のほどは?

エンジン始動が良くなった!(ような気がする)
エンジンルームのドレスアップになった!

以上!


最初からわかっていたことですが、純正のアーシングケーブル1本で間に合っていたわけです。
しかし、古い車の場合純正アーシングケーブルの代替として機能しますし、
体感としてエンジン始動が良くなったように感じたわけなのでやらないよりはやってよかった。

で、効果は本当にあるの?

真面目な話、有効と言える効果は見いだせなかったです。入れてあるバッテリーもパナソニックのブルーカオスという超高性能バッテリーの出光バージョンであり、元のバッテリーが高性能なのであれば尚更意味が無いと言えます。また、バッテリーの性能によってアーシングの効果があるのであればバッテリーを高性能なものに替える方が本質的な改善と言えます。ではなぜレーシングカーはわざわざ軽量化に逆らうようにアーシングをするのでしょうか?それは、整流することによりプラグの着火や燃焼効率の変動でわずかでもタイム短縮に効果があるか無いか紙一重のところで調整しているので我々素人ではわからない領域の世界のことを訊かれても答えようがありません。また、アーシングをすることにより電気の流れがより良くなっているのも一つの事実であり、それによる効果が目に見えて出るほど差がないというわけなのです。要するに、雰囲気さえ楽しめればそれでいいのです。

写真では見難いですが、密かにアースケーブルにフェライトコアも付けています。
これでオーディオの音質アップしているに違いない!(プラシーボバンザイ!)

一般的なラチェットセットがあればケーブル代と配線まとめるインシュロック代だけで
楽しめるDIYです。
難易度ほぼゼロなので挑戦してみてはいかがでしょうか?
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