日本車外車に関係無く、ネットでよく試乗キャンペーンをやっています。特に、外車は試乗キャンペーンに応募して適当なディーラーに申し込んで試乗すればけっこう良い景品が貰えるので、試乗できる上に景品まで貰えるという、試乗乞食にはとても嬉しいシステムとなっております。ただし、自分の個人情報と引き換えの上、普段は全く興味の無い人でもそのメーカーを知る良い機会なので決して相手にも悪くは無い話です。これは私が試乗乞食だからその言い訳で言ってるわけではなく、本当の話です。今回試乗させていただいたのはSUV PEUGEOT2008というコンパクトSUVモデル。日本車で言うとマツダのCX-3に相当するのでは無いでしょうか?今回貰える景品はPEUGEOTオリジナルタンブラーということで、あのかっこいいベルフォールのライオンマークの入ったタンブラーを貰いに試乗に行きました!

SUV PEUGEOT 2008

形式 ABA-A94HN01
トランスミッション 6速AT(トルコン式)
全長 4,160mm
全幅 1,740mm
全高 1,570mm
最小回転半径 5.5m
車重 1,230kg(オプションのガラスパノラマルーフ付きは1,250kg)
エンジン 3気筒ターボDOHC
排気量 1,199cc
最高出力 81kW(110hp)
最高トルク 205Nm(20.9kg)
JC08モード燃費 17.3km/l

ネットで任意の店舗を選んで予約をすると、プジョーサービスダイヤルから電話がかかってきて細やかなフォローを受けて正式に日時を決定し、店舗から予約確認のメールが届いて予約完了という形でした。しかし!予約当日に急用ができて「予約時間を早めてもらっていいですか?」と電話をすると「もちろん大丈夫です!お待ちしています!」と、同じおフランスでもルノー某店舗とは大違いのとても気持ちのいい返事でした!さてスペックは上記の通り。SUVということもあり、マッドモード(ぬかるみ)サンドモード(砂地)スノーモード(雪道)、ノーマルモードと備えていますが、要はただのトラクションコントロールだとツッコミを入れないように!そして6速ATも乾式デュアルクラッチシステムではなく昔ながらのトルコン式ですが、正直ヘタに未完成で安物な乾式デュアルクラッチ式よりトルコン式の方が乗り心地も良く、さらにアイシン製のトルコンなので文句の付けようがありません。ラゲッジスペースもけっこう広く、コンパクトSUVとして申し分無い使い勝手です。ただ、残念なのはコンパクトSUVとはいえ一応3ナンバーのボディを有しているくせに足元が狭く、後部座席もお世辞にも広いとはいえない感じでした。マツダのCX-3の方が後部座席は広い印象でした。でもそんなしょっちゅう後部座席に人を乗せる機会があるなら最初からもっと大きな車を買えばいいだけなのでそこも問題無しです。実際に乗って走らせてみると、ブレーキの踏み心地がとても良く、踏み心地は「ブレンボ型(勝手に名付けた)」で、フニャッとした感じは無く、踏めば踏んだだけ応答してくれるタイプなのでこれはSUVタイプにも向いている踏み心地です。あと、ウインカーリレーの音も上品で好きな音でした。試乗の後、208GTiや308GTiのカタログも付けてくれて無事タンブラーをいただきました。ご対応いただいた営業さん、ありがとうございました!
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